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冬のヘアケア３ 「トリートメントの基礎知識」

毎日使っている、トリートメントやリンス、コンディショナー。
ちょっとしたコツでその効果が倍増するとしたら……？
ぜひ、試してみたいと思いませんか？
今回は、トリートメントの基礎知識と効果的な使い方をご紹介しましょう

トリートメントとリンス、コンディショナーは何が違うの？
あなたはシャンプーの後に何をお使いですか？
トリートメント？　コンディショナー？　それともリンス？
いずれも毛髪をコーディングするヘアケア剤ですが、
これらは一体、何が違うのでしょうか？それぞれの特性をご紹介します。

■リンス
リンスは、3つの中で一番最初に開発されたヘアケア剤です
そもそもリンス（rinse）とは、英語で「すすぐ」という意味
その昔、石けんで洗髪していた時代に、
お酢やレモン水で髪をすすいでいたところから由来します
酸性のリンスですすぐことにより
石けんのアルカリ成分が中和されるので
くし、ゆび通りが良くなり、石けんカスも落とせます
リンス剤の粘度は低く、毛髪の表面に付着します。

■コンディショナー
シャンプーの後、毛髪のコンディションをよくする目的で開発されたヘアケア剤です。
毛髪に汚れがつかないようにしたり、サラサラ・しっとりさせたりします。
やや粘度が高く、毛髪に吸着（内部に少しだけ浸透）します。

■トリートメント
本来は、洗髪後、乾いた毛髪に施すヘアケア剤として開発されました。
毛髪を健康にする目的で考えられ、作り出されたものです。
しかし、現在はリンス感覚で使用されています。
粘度は高く、毛髪に収着（内部に深く浸透）します。

近年は、トリートメントよりも粘度が高い「ヘアパック」も登場しています。
実は、成分的に見ると、これらは基本的に同類です。
というわけで、今回のブログでお伝えする「トリートメント」は、
リンス、コンディショナーと同様に考えて参考になさって下さいね


トリートメントの目的、選び方
いろいろな種類があるトリートメント剤。その目的や選び方について…

■トリートメントの目的
トリートメントの一番の目的は、「水分と油分を補う」こと。
毛髪の理想的な水分量は12～13％なので、
シャンプーしながら髪に水分をしっかりと含ませ、油分でコーティングしてあげます。
ドライヤーの熱などからの乾燥を防ぎ、同時に枝毛・切れ毛も防ぎます。

■トリートメントの選び方
ヘアケア製品には、
「さらさら」「しっとり」「カラーリング用」「パーマ用」「ふけ・かゆみ用」など、
さまざまな効果をうたったものがあります。
基本的には、シャンプーとトリートメントは、同じシリーズを選んだ方がよいでしょう。
商品を開発する際、その効果はセットで使うことを前提に考えられているからです。

また、香りや毛髪の仕上がりのイメージはもちろん、
一番大切なのは頭皮や毛髪の状態によって選ぶことです
頭皮の脂分が多いようであれば、「さらさら」効果が高いものを、
脂分が少なく毛髪がパサパサしているようであれば、
「しっとり」効果が高いものを選ぶとよいでしょう。
この時に気をつけたいのは、前回のブログでお伝えしたように
自己判断による誤ったヘアケアです
保湿効果の高いタイプのスタイリング剤を、いつも適量よりも付け過ぎていて
正しいシャンプーで充分に汚れを落とし切れていない方は
自分の地肌の油分が多いと感じていて「さらさら」タイプを選んでしまう
これ、実はとても多い間違いなのです
信頼できるスタイリストにあなたの現在の髪と地肌のコンディションを確かめてもらい
ヘアデザインとの相乗効果の高いヘアケア用品を選んでもらうのが
いかに大切か、おわかりいただけますか？

■人気のアフターバストリートメントの効果
最近人気なのが、洗い流さないタイプのトリートメント（アフターバストリートメント）
即効性があり「トリートメント効果が高い」とたいへん注目されています
ただ、ついつい、付け過ぎてしまうので注意が必要です
毛髪の油分が多くなり、日焼け（油焼け）などの原因になってしまいます
かならず用量を守ってお使いください。

トリートメントの効果を引き出す使い方
ここではTICK-TOCKの不思議水との併用の仕方も交えてご紹介していますが
不思議水を使うにしても使わないにしても
いつも何気なく使っているトリートメント剤は
ちょっとしたコツで、その効果をより引き出すことができます。
反対に、使い方を誤ると、頭皮トラブルの原因になってしまうことも。
トリートメントの効果的な使い方を知って
乾燥しがちな冬の髪に
たっぷり水分と栄養を閉じ込めてあげて下さいね。

■トリートメントの手順
1.シャンプーの前に髪をお湯で流します
2.シャンプーをたっぷり泡立て、泡で包み込むように髪と頭皮を洗います
3.しっかりとすすぎます
4.トリートメント剤の油分をはじかないよう、軽くタオルドライします
5.不思議水を適量トリートメント剤に混ぜ、手のひらに広げます（用量を守ること！）
7.内側からたたくようにして、トリートメント剤を髪につけます
　（ショートヘアの方は髪をつまむ感じで）
7.少し時間をおきます
8.髪をこすらないよう、やさしくすすぎます

特に注意したいのは、トリートメント剤を頭皮につけないようにすること。
頭皮に擦りこんだり、伸ばしたりするのは厳禁です。
せっかく頭皮をきれいに洗った後に、余計な油分を与えてしまうことになります。
毛穴をふさぎ、頭皮に細菌が繁殖したり、炎症の原因になったりします。

■ダメージがひどい時の対処法
特にダメージがひどい方は、トリートメント剤を髪につけた後、
更に不思議水をスプレーしてシャワーキャップをかぶり、5～10分ほどおきます。
そのまま湯船につかってもよいでしょう。
毛髪があたたまることでタンパク質の結合がゆるみ、
トリートメント剤がより内部に浸透します。週に2回くらい行うと効果的です。

それでも回復が見られない方は、残念ながら傷んだ髪を切るしかありません。
新しく伸びた髪を大切にしてあげましょう。

トリートメント剤はたくさんつけたからといって、効果があがるわけではありません。
油分が多すぎると、日焼け（油焼け）しやすくなり、
毛髪が赤くなるなど退色する原因となってしまいます。
製品ごとに決められた用量を守り、正しく使いましょう。

さて
三回にわたり冬のヘアケアについてお伝えしてきましたが
いかがでしたでしょうか？

TICK-TOCKの公式HPではQ&Aのページを設けて
ヘアについての様々なご質問にお答えしています
こちらも是非ご参考になさって下さい
http://www.tick-tock.co.jp/faq/faq00.html

冬のヘアケア２ 「乾燥から髪を守る」

前回のブログで、髪の毛を乾燥から守るためには、
「水分をいかにして髪の毛の内部に閉じ込めておくか」
ということが重要だということは、もうおわかりいただけましたね？
そのためには、やはり
リンスやコンディショナー、トリートメントを効果的に使うことが大切です。
リンスやコンディショナーは髪の表面に吸着し
トリートメントは髪の内部に収着します
どちらも髪をやわらかくして光沢を出し
くし通りをよくし、静電気を防止する効果があります
いろいろな種類のものがありますが
最近では効果の高い、洗い流さないタイプが人気です
洗い流すタイプを使用する際には、
シャワーキャップをかぶってそのまま5分ほどおき、
トリートメント剤を髪のすみずみまで行き渡らせるようにするとよいでしょう。
その時どんなシャンプー、リンスやコンディショナー、トリートメントを使うか
どんなヘアスタイリング剤を使うかは
あなたのスタイリストに相談してみて下さい
TICK-TOCKのシャンプー・コンディショナーはこちら
例えば美容部員さんに化粧品カウンターでお肌の診断をしてもらうと
自分が思い込んでいたお肌のタイプとは少し違う結果が出ることはありませんか？
自己判断で誤ったケアをしている方は実はとても多いのです
その結果、ますますダメージが広がっていきます
あなたの今の髪の状態を判断できるスタイリストに最適のアドバイスを貰う
これこそがヘアサロンを利用する一番の利点です
上手く活用して下さいね


それと合わせて以下の項目にも注意すれば、
より髪の乾燥を防ぐことができると思いますよ
是非お試しください。

■ヘアスタイリング剤をつけて髪を守る
クリーム、ワックス、スプレー、
髪を整えるために使用するヘアスタイリング剤には
髪をコーティングして水分の蒸発を防ぐ効果があります
とはいえ、つけ過ぎには注意！
シャンプーで洗い流すときにスタイリング剤が残ってしまうと
髪を傷める原因になるおそれがあります
説明書きをよく読んで、使用量は守ってください

■ヘアサロンでトリートメントを受ける特にダメージが気になる時は、プロにおまかせするのもよい方法です
プロが使うトリートメントは、髪の内部へより浸透するよう作られています
その上、時間をかけて髪を温めるなど、
成分が髪の奥へ浸透するような施術も受けられるので、
非常に高い効果を実感できます
例えばTICK-TOCKの不思議水トリートメント
不思議水がトリートメント剤の浸透をより効果的に促すので
髪の内部の保水力が格段にアップします

■帽子をかぶる、頭にスカーフを巻く髪だけでなく、冬は頭皮も乾燥しがちです。
頭皮が乾燥すると、かゆみなどのトラブルを引き起こしてしまうことがあります。
帽子をかぶったり、スカーフを巻いたりすれば、
頭皮と髪に適度な湿気を与え、乾燥を防ぐことができます。
髪の保護もかねて、冬のお洒落を楽しみましょう


■加湿器を使う加湿器で適度な湿度を与えれば、
髪や頭皮の乾燥や静電気を防ぐことができます
オフィスで使えるような小さな卓上加湿器も
あるのとないのでは大違い
お肌の保湿や風邪の予防にも効果的です
試してみてはいかがですか？


■シャンプーのしすぎに注意
シャンプーの回数が増えると、
髪と頭皮に必要な脂分まで奪ってしまいます。
同時に、ドライヤーをあてる時間も長くなり、
髪にも余計、負担がかかります。
朝晩2回シャンプーする方は、夜だけにするなど、
回数を減らした方がよいでしょう。


冬は空気が乾燥しているので、
それだけで、髪と頭皮に負担がかかる季節といえます
いつもより念入りに、髪をいたわってあげましょう

次回は「トリートメントの基礎知識と、その効果的な使い方」について
とりあげてみたいと思います

冬のヘアケア１ 「冬の乾燥、お肌や髪には大敵！」

冬の夜空はお星様がキラキラとして見えますね
空気が乾燥して夜空がクリアに澄んでいるからです

でも、この冬の乾燥、お肌や髪には大敵です
屋外だけでなく、オフィスなどの屋内はエアコンの温風が直接髪に当たり
どこでもダメージを受けやすい季節と言えます。
お肌の場合は乾燥してきたらすぐに実感できるので
保湿クリームなどで念入りにお手入れする方も多いでしょう
ところがお肌と同じように乾燥に弱い髪や頭皮が
潤いを欲しがっている事には気づきにくいものです
乾燥して痛んだお肌ではメイクが映えないように
乾燥した髪には、どんな技術を施してみてもヘアデザインが映えません
「生き生きとした髪に最良のデザインを完成させたい」
この点に着目し
TICK-TOCKではカット・カラー・パーマ全ての施術に
オリジナル商品「不思議水」を用いています
不思議水で充分に潤いを与え
しっとりと艶のある「うるつや」の状態の髪に
美しいカラーの質感、美しいパーマのフォルム、
バランスの良いカットシルエットを完成させてゆきます

今回から数回にわたり
このブログでは、冬の乾燥のメカニズムから
この季節とくに気をつけたい事や
オリジナル商品「不思議水」を使った髪を守るヘアケアについてご紹介します
大事なお話なので、ちょっといつものブログより長くなります
どうぞお付き合いください

たっぷりスプレーすると、ぐんぐん髪に入り込む
不思議水を用いたホームケアは冬の髪の乾燥に有効です
是非とりいれてみて下さいね
夜空のお星様のように
あなたの髪もキラキラ輝きますように…




冬の乾燥のメカニズム
■ダメージがダメージを呼ぶ、悪循環
健康な髪の水分量は12～13％と言われています
充分な保湿ケアを行うと、髪は最大35％くらいまで水分を保持できますが
髪の水分量が7％を下回ると、表面のキューティクルが乾燥によって剥がれはじめ、
切れ毛やさけ毛、折れ毛、枝毛となって、髪のダメージが表面化してきます
傷ついた部分からは、毛髪の内部の水分まで失ってゆき、さらにダメージは進行します
失うのは水分だけではありません
細い繊維状のタンパク質でつくられている毛髪の内部中には、
NMF（Natural Moisturizing Factor＝天然保湿因子）というものが存在しています
NFMは髪の水分を内包し溜め込む役目を果たしていますが、
乾燥した状態が続くと、このNMFも流れ出てしまうのです
髪が乾燥すると、表面から内部までダメージがダメージを呼び、
悪循環に陥る、というわけです
■静電気は切れ毛の原因！
空気が乾燥しているため、パチパチっと静電気で毛が逆立ってしまう、
という経験はありませんか？
冬は、特に静電気の予防を心がけてブラッシングしましょう
静電気は髪の内部まで乾燥している証拠です
これによって切れ毛になってしまうこともあります
そのうえ静電気はホコリを寄せ付けるので、髪が汚れやすくなります
静電気予防にこそ「不思議水」
ブラッシングの通りをよくする為にスプレーで軽く水分をつけましょう
不思議水がない場合は、市販のクセ毛直しスプレーや精製水などをお使い下さい
水道水には避けた方が無難です
カルキが含まれているので乾燥が進んでしまう恐れがあります
不思議水は同じ箇所に数回スプレーして馴染ませても、
あまり水分が髪をつたって滴り落ちてきません
髪の内部に浸透してゆくからです
ブローの時に使う場合ならスプレーをたっぷりしたあと
クシで優しくコーミングして馴染ませ、少し浸透の為に時間をおいて下さい
クセ毛や寝ぐせもおさまりよく、しっとりと仕上がります
静電気防止にはその他に、専用のブラシを使うのもいいですね
静電気防止専用のブラシや、天然素材のブラシなど色々出回っています
天然木のブラシやクシには、
昔から日本女性の黒髪を守ってきた椿油を染み込ませるといいですよ

■注意！華やかな逆毛スタイルは髪のためにはNG！
流行の逆毛を立てるヘアスタイル
実はヘアケアの観点から考えると、あまりおすすめできません
12月はパーティが多い時期なので、華やかなヘアスタイルを作りたい、
と思われる女性が多いことでしょう。
でも、逆毛を立てる際には、
キューティクルの向きに逆らって何度もくしやブラシをいれます
これによってキューティクルが傷つき、髪の内部の水分が出て行ってしまいます
そのうえ何度もくしで毛を摩擦することで静電気が起き、
切れ毛を引き起こす原因にもなってしまいます
ご自分で頻繁に逆毛を立ててセットされている方の多くに、
切れ毛や枝毛などの乾燥ダメージが見受けられるのはこのためです
できれば逆毛スタイルは避けて、ヘアケアに力を入れて、
“美しく輝く髪”で装ってはいかがでしょうか
どうしても逆毛スタイルで華やかにセットしたいのなら、
必ず信頼できるサロンで、スタイリストにお任せしましょう
例えばTICK-TOCKサロンでは
全ての施術に不思議水を用い、髪の水分量をＵＰさせてから、
髪を保護するオイルなどで髪を包み込みスタイリングしてゆきます
これによって、ダメージは最小に抑えられます
あなたの髪の状態を見極め、最良のデザインをするのがプロの仕事です



次回は更に「冬の乾燥から髪を守るヘアケア」についてとりあげます

We wish you a Merry Christmas ＆ Happy New Year !!!

クリスマスイブまであと十日
今年も残すところ半月となりました

いつもTICK-TOCKをご利用いただきありがとうございます
幸せをデザインする箱TICK-TOCKは、
あなたの笑顔を輝かせるサロンであるために
技術・サービスの向上にとりくみ続けてゆきます
2008年も、どうぞよろしくお願いいたします

現在サロンでは、感謝の気持ちを込めて、ささやかなプレゼントをお渡ししています
お好みのサービスを選んでいただける六種類の特別優待TICKETです
このTICKETは、ご本人だけでなく、ご家族やお友達もご利用いただけますので
どなたかにプレゼントして頂ければ幸いです
（ご予約の際には「優待チケット利用」とお伝えくださいね）

京都議定書の採択から今日で10年です

地球温暖化問題に対するとりくみとして
1992年に国連気候変動枠組条約が採択され
京都で開かれた気候変動枠組条約第３回締結国会議（ＣＯＰ３）において
京都議定書が採択されました（1997年）

京都議定書の主な目標は「世界全体で５％の温室効果ガス削減」です
そのために「なにを、どれだけ、どうするか」
それを数値目標でとりきめたものが議定書です
削減対象ガスは二酸化炭素やメタンなど６種類
日本の削減義務は６％です
しかし
途上国には数値目標などの義務は導入していません
そして、最も多くCO2を排出している米国が
「経済に打撃を与える」として０１年に離脱
経済発展の著しい韓国、中国、インドなどが削減義務を負っていないため
はたして実効できるのか？と疑問視されている面もあります
2012年以降の枠組みについては
先進国と途上国の意見がまとまらず交渉は始まっていません

それでも
この10年の間に世界中で様々な取り組みが行われています
「ロハス」をはじめ「京都議定書」「地球温暖化」「温室効果ガス」といった
いわゆる環境用語
あなたはいくつ説明できますか？
こういった用語を、ひとつずつ知ってゆくことから
関心を広げてみませんか？



そして考えてみましょう
私は、なにを、どれだけ、どうするか？